心臓移植をした人の性格が、かなりの確立で変ってしまうというのを最近TVで観た。 変るどころかもとの心臓の持ち主の食べ物の好みや、あまつさえ死ぬ前の記憶が乗り移った人もいる、みたいな話だった。 ほんまかいな!と半信半疑で観てたけど、特命リサーチだったし(笑)それでも、なんだか興味深い話だなーと妙に印象のこる話でした。 それがどこまで本当なのかはさておき、臓器がその人の性格に強く影響を与えてるってのは、ほんとうらしい。 怒りっぽい人、暴走しやすい人、心配性名人、すぐ悲しくなる人、恐がりな人、みーんな、臓器の個性に結びついてるのだそうだ。 胸郭(肋骨)に収まってる五つの臓器、肝臓、心臓、脾臓、肺臓、腎臓が、それぞれ、怒り、狂喜、憂い、悲しみ、恐れの感情を司っていて、 それら臓器の働きの傾向が性格に影響を与えるらしいのだ。 これには、すんごくびっくりした。性格ってもっと大脳とかに関係してると思ってたから。 でも、肝臓が「弱い」と「怒りっぽい」かというと、そうわけではないらしい(笑) 逆に「強い」からエネルギーの消費の結果、そうなるんだとか。 そうか、身体がなくちゃ脳なんて生きてられないんだって思った。それどころか、大脳がなくたって昔から生き物は生きてたし、 脳は進化の過程で身体から発生したものなんだ、そーか、なんか身体より脳の方がなんとなく偉いような気がしてたけど、 どっちが偉いって事ないんだなぁ、と。 いや、この本すごく面白いです。 【関連WEB: http://www.girlswave.com/】 ※さらに身体・臓器に興味のある方は、コメントに書いた「腸は考える」藤田恒夫著 も合わせてどうぞ。
|