←のスクラップを見ての記事で失礼します。 【同潤会アパート】というと、建築を齧った方でなくとも思い浮かぶ建造物だと思います。 実は 大塚女子アパート( 戸川昌子が住んでたことで有名)は勤務地の近くにありまして、よく外から眺めていました。だから解体の為の白い隔壁で囲まれたときには、大分感慨深いものがありました。 同潤会というのは関東大震災の後、内務省の外郭団体として設立された主に震災者の為の住宅供給機関です。大戦前から歴代名だたる建築家たちが運営・設計に関わり、日本における集合住宅のあり方に多大なる影響を与えたようです。 ですから、東京地裁の都に対する批判はもっともだと思いました。 若い世代にも、青山アパートなどは「古くてかっこいい」(【古いけど】でなく。必然性を感じつつ)という貴重な評価ができる建造物でした。 団塊の世代ってのは前世代への反抗からアイデンティティを構築(言いすぎ?)してますから、歴史と融合するような感覚って無いんでしょうかね。割と私の年代はその辺の柔軟さとセンスがあるような気がします。 …というより、都市開発に絡む旨味ってとこなんでしょうか。(笑) 私は建築を学んだ一人として、都知事に【NOといえる都民】です。 【引用】 JDNデザインネットニュース【関連】 同潤会の建築を考える会
|