場所は ageha@studio-coast。行くのは今回初めて。設備などが相当すごい、ってことを聞いて結構期待してるときに2chでの評判を見てみたら、やれ「客層がヤバイ」とか「客ぜんぜんいねぇ」とか「中途半端にバブリーな感じでヤダ」とか言われてて正直不安・・・でしたが、今回のイベントに関しては「行って良かった!」という感じです。 では最初はstudio coastについて感想など。イベントは後ほど。 0時ごろ新木場につき、雨と風の中5分ほど歩くと入り口の上になんかアメリカチックな手作り風イベント告知看板を従えたStudio coastが。入り口をくぐると、やけに天井の高いエントランス。赤い垂れ幕とシャンデリア、変な悪魔っぽい石像・・・しかもなんか即席っぽい感じ・・・「あー、なるほどこれじゃぁ『DISCO世代のおじさんたちが作ったバブリーな雰囲気なハコ』といわれるわなぁ・・・」と思いつつ、チケットを買う。すると次回1名無料招待のチケットをもらう。(もちろんチケット買った人全員がもらってます。)立ち上げ時だし(StudioCoastは1月オープンしたばかり)、集客に苦労してるってほんとなんだなぁ・・・と思いつつ奥へ。クロークがあり、次は持ち物検査。外人にボディチェックされます。小腹が空いたときのためにフードをちょっと隠して持ってたんだけども何故かスルー。次はやけに広くて明るいラウンジ。真ん中に長方形状のドリンクカウンター(中に5人ほどのスタッフ)。 ここのドリンクは、300円〜で、普通のフレッシュジュースとかコーラとかもあって個人的にはポイント高し。Tシャツなどを売ってるショップも。テーブル・椅子も結構あって、休憩スペースがたっぷりあってこれもポイント高し。ここは、メインフロア以外にチルアウトのゾーンがあり、屋外へ出るとこがあって、そこにはプチプールが。港が見えてお台場の観覧車も見える。チルアウトのとこでまったりしながら見る朝焼けは結構いい感じです。 そして話を戻してメインフロア。広い!高い!・・・んだけど、なんか垢抜けない内装…体育館にがんばってデコレーションしてみました。という感じだなぁ。というのが感想。というかフロアの真ん中の無骨な「お立ち台」。・・・邪魔かも。外人が登って踊ってたら、セキュリティの黒人に下ろされてたし…何のためにあるんだろうか…。ですが、音は個人的には良かったです。低音が効いてない、という意見も見かけましたがあまりそうは思いませんでした。上から数十個のスピーカーが吊り下げられてて、それがフロアを取り囲むようになってて、キックの重低音爆撃が気持ちいい。 フロア内の階段を上った上段のほうにDJブースがあり、すぐ横まで簡単に行けます。デリックメイが回してるとき10人ほどブースの横で踊ってたら、デリックが、DJのモニター用のスピーカーをその客のほうに向けてくれてちょっと感動。お立ち台をはさんで反対側にステージがあり、これもフロアから距離が無いので、パフォーマーの顔がはっきり見えます。ライブのとき、女の子が一人ステージに登らされてました。 イベントのほうは、最初は日本人のDJ(名前忘れた)。有名なアーティストではないけどファンキーなねちっこいテクノでかっこいい。フロアの埋まり具合は5〜6割ほど。心配していた客層のほうは…うん。ギャル男とかバブリーな成金スーツオヤジも見あたらない。よかった・・・(ラウンジとかにはちょっといたけど)。ま、ちょっと一通り他の場所も見てみようと思い、回ってると、ドラムンベースをやってるルームスペースが。MC付きで。テクノで物足りない人はここ、っていう狙いなんだろうなぁ。でも体力を異常に消耗するので、数分で退散。 そんなことをしてるとTIMESPACEのライブがスタート。TIMESPACEの内、誰が出てくるのか分からなかった(フライヤーとかに書いてなかったので)ものの、かかってた曲ですぐさまArilBrikhaと認識( 過去の記事でCD紹介してます)。Arilの音源がクラブの音量で聞けただけで感動モノだったんですが、2曲目から、ステージに次々に人が・・・ってエレクトリックピアノとかフラップベースとか生ドラムやりだした!!打ち込み(しかもArilのバックトラック)とジャズセッション!?やばすぎる。気づけばフロアには8割くらい人が。雰囲気もいいかんじ。エレピ&シンセの人が「Strings Of Life」とかクラフトワークの曲のリフ弾いてました。が、フロアからはそれらしい反応が返ってなかったのでとりあえず奇声をあげる・・・。ちょっと途中、セッションプレイがマンネリ化してきて中だるみするとこはあったもののいい雰囲気でライブ終了。最前列の数人が「アリル〜!!」と叫んでると、裏に引っ込んでいったArilが、わざわざその人に握手しに戻ってきてました。Arilは背が低かったです。 そしてデリックのDJ。キックの重低音とハイハットの高域音の絨毯爆撃。そしてやっぱどこかファンキー。「マシンソウル」って呼び方を考えた人は偉い。スピーカーの前にいるともう体が動かされてしまう…。ただ、Arilのライブで踊りつかれたため途中で退散。無念。 メインフロアを出てチルアウトのとこへ向かうと、窓からは明るくなった景色が。朝焼け。すがすがしい気分。 ということで今回のイベントはかなり満足。ageha、毎回これくらい盛り上がってくれるといいなぁ。がんばって経営やってると思うし。
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