小学6年のころの小遣いは1000円くらいだった。ちょうどその頃から音楽への興味が芽生え、オーディオシステムへの憧れを抱くようになったのだけれど、いかんせん月1000円。十数万もするコンポなんかどうあがいても買える(or買ってもらえる)代物ではなく、自分がそれを所有するということに、少しの現実感を覚えることもなかった。でも19800円のCDラジカセなら?と考えると、なんとかなるんじゃないかと思えて、ちょっとわくわくしたのをよく覚えている。 さて、僕が3Dホログラフというものを初めて知ったのは、昔バックトゥーザフューチャーを見たときなんですが、そんときは「ふぅーんすげぇなぁ、でもこんなん作りようがないよなぁ」などとガキの頭ながら現実感を全く感じられなかったんですが、米国の IO2テクノロジー社が開発中の「Heliodisplay」、3Dではないものの、「空中」に映像を映し出すことが可能、しかも、その映像に「直に」触って操作することができるというシロモノ。完璧ではないもののプロトタイプは無事動作。…こりゃあいずれ3Dホログラフの実現にもなんとか手が届く・・・のか?!非常にわくわくしております。 【関連】 HotWired…「 空中に画像を投影するシステムの製品化を目指す2つの企業」
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