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ゲームのニュースサイトではかなり有名だった「GameOnline」。今年４月に突如閉鎖され、あちこちで「残念だ」という声が見受けられてましたが、今日運営者が逮捕されたとの報道が。

・共同通信・・・「著作権法違反で男逮捕　ネットにゲーム画像」
・INTERNET WATCH・・・「Webサイト「gameonline」の運営者、ゲーム画像の無断掲載で逮捕」
・Itmedia・・・「無断でゲーム画面をHPに掲載していた男性逮捕」
・asahi.com・・・「発売前のゲームソフト画像をＨＰで公開した会社員を逮捕」

罪状は「許諾を受けてないゲーム画面(発売前のものなど)の画像を多数(２万点)掲載していた」というもの。つまりこれによって業界に金額的な損害が出たと言いたいのだろうか。

もし運営者が、この点に関して以前から警告を受けていたのにシカトしていた・・・のなら今回の逮捕はまあ納得できる。けど、そうでなくいきなりの逮捕となると、結構疑問が残る。

というかそもそも、GameOnlineは業界に損害を与えていたのか？というところでずっともやもやしている。僕の記憶だと普通のゲームニュースサイトだった。テキスト記事がメインで画像は情報を補佐するという。普通は入手しにくいゲーム画像を配信している・・みたいなアングラ臭プンプン、といったサイトではなかった。あるゲームを楽しみにしてるユーザーがここで新たな情報を得、購買意欲が強くなるパターンもあっただろうに。利益も与えていたんじゃなかろうか。

（参考にInternetArchiveに残っているGameOnlineのキャッシュ
http://web.archive.org/web/*/http://gameonline.jp/）

今回の逮捕が業界全体の意思と言ってしまうのは短絡的かもしれない。けど、少なくとも告訴会社にはどのゲームにおいてどのような損害が出たかもっと情報公開して欲しいもんですが。SNKプレイモア，カプコン，スクウェア・エニックス，ナムコさん。・・・ナムコが入っていたのは個人的にショック・・・。

[ 関連リンク ]　２CH・ゲームハード板

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追記：著作権繋がりってことで御紹介。今回の議論の焦点とはちょっとピントがずれてる気もしますが。「コピー」「フェアな引用」といったキーワードは共通するかと。大変面白いので是非。ローレンスレッシグ氏についてはこちら。
ローレンス・レッシグ教授最後の講演「Free Culture」日本語字幕付きFlash